ファイル転送アプライアンスを企業の危機管理対策で活用。 有事も平時も利用することで、コストパフォーマンスを最大限発揮。

アイテック阪急阪神株式会社
  • 企業における危機管理対策
導入製品
 FileZen

災害やテロ発生時に備え、企業における危機管理対策が今見直されている。世界中で感染力の凄まじさを見せつけた新型インフルエンザの流行は、事業継続管理への対応を改めて考える契機となった。万が一の有事災害対策は古くて新しいテーマ。事業継続という観点から、ソリトンシステムズのファイル転送アプライアンス「NetAttest FileZen」を導入したのがアイテック阪急阪神だ。その真意を聞いた。

目次
  1. 1.導入のきっかけは事業継続管理の強化
  2. 2.危機管理=NetAttest FileZenの理由
  3. 3.NetAttest FileZenを選択した理由① ~費用対効果に優れたアプライアンス
  4. 4.NetAttest FileZenを選択した理由② ~既存サービスにない将来性
  5. 5.リスクとニーズ、コストバランスをどうとるか
  6. 6.利便性とセキュリティ強化に今後も期待

導入のきっかけは事業継続管理の強化

Q. まずは、「NetAttest FileZen」を導入した経緯からお聞かせください。

「NetAttest FileZen」は、ファイル転送に特化したアプライアンスサーバーです。もともとは、社内だけでなく、クライアントや関連会社と安全にファイルをやり取りする方法はないだろうかと探していた中で関心をもちました。というのも、社内における事業継続管理を強化したいと考えていたからです。 ご存知のとおり、2009年6月のパンデミック宣言で「事業継続マネジメント」が一気に注目されるようになりました。ただ私たちが対策に取り組み始めたのはそれよりも1年ほど前、2008年春頃のことです。 万が一の場合に備え会社として何も対策を図っていない、それではあまりにもリスクが大きすぎます。災害によってシステムに深刻な被害を受けたり、外出禁止で自宅勤務を余儀なくされたりした場合、経済的なダメージだけでなく社会的信用を失ったり、さらには企業活動そのものの継続さえ危ぶまれかねません。

私たちの会社では、列車運行管理システムのほか、ビル管理、医療分野等のシステム構築を行っています。プロジェクト単位で業務を進めるケースが多く、システムの仕様書など、一人の社員が抱えているデータは非常に重要なものが多いです。ドキュメントの電子化そのものも今後ますます進んでいく中で、災害等でPCやシステムに被害を受けてしまうと、業務そのものが停止せざるを得ない状況になりかねません。自宅待機の可能性も含め、緊急時におけるファイルのやり取りについては、何らかの対応が急務だと考えていました。

危機管理=NetAttest FileZenの理由

Q. 危機管理というキーワードで、NetAttest FileZenに注目されたわけですね。その理由はどのようなものでしょうか。

一般的にドキュメントをメールで添付してそのままやり取りするというのは、誤送信や盗聴といったセキュリティの問題上、推奨できる方法とはいえません。当然私たちも重要な仕様書を添付ファイルで送るというのは避けていました。最近は、メールには添付できない大容量のデータを扱うことも増えてきましたね。ではこれまでどうしていたかというと、FTPサーバやファイル交換用のサーバを用意して、データをやり取りしていたのです。サーバの数が少ないうちはよかったのですが、次第に部署単位、プロジェクト単位でバラバラにFTPサーバを導入するようになり、会社として統制がとりづらくなっていました。管理もプロジェクトの担当者に任せっぱなしになっていました。

NetAttest FileZenを選択した理由① ~費用対効果に優れたアプライアンス

Q. 例えば外出先や、自宅からアクセスしたいというケースもあります。その際にもセキュアな環境は必須になりますが。

そうですね。もっとも手っ取り早いのはVPNを用意することですが、10ユーザー、20ユーザーならともかく、全社員が使えるような体制にというのは現実的な選択肢とはいえません。コストパフォーマンスを考えれば、万が一の場合はもちろん、平時、つまり通常の業務においても利用できる方法が良いわけです。「導入したのはいいけれど、使うのは5年後、6年後」では、費用対効果が低すぎますよね。しかも、いざというときに使う類のものは、肝心なときにうまく動作しないことが少なくありません。必要なときに、IDやパスワードがわからないでは困ります。そんなこともあって、普段の業務においても活用できるという部分はかなり重視しました。

NetAttest FileZenを選択した理由② ~既存サービスにない将来性

Q. NetAttest FileZenでは、アップロード/ダウンロード時に任意のユーザーにメールで通知したり、ファイルを自動的に削除したりといった機能が搭載されていますが、すでに類似サービスも登場しています。そうした中で、NetAttest FileZenのアドバンテージはどこにあったのでしょうか。

おっしゃるとおり、当初は類似のASPサービスを利用することも検討しました。ただASPのデメリットとして、①アカウント数の把握・管理が困難、②普段使わないユーザーの分も契約する必要がありコストが高くつく、という懸念がありました。それにサービスは柔軟性に欠けていて、ユーザーが使い方を合わせなくてはなりません。一方でNetAttest FileZenなら、私たちの利用方法に合わせて開発のリクエストをすることもできる。まだまだ進化する製品、そんな印象があります。もちろん自社で専用のサーバを立てて構築する方法もありましたが、これほどのセキュリティを担保できるシステムを一からスクラッチするとなると、それなりのコストがかかったと思います。 セキュリティポリシーを自由に変更できるけれど、自社ですべてまかなうよりは費用を抑えられる。それがアプライアンス製品として提供されているNetAttest FileZenの良さだと思います。

リスクとニーズ、コストバランスをどうとるか

Q. 今後、セキュリティに考慮してドキュメントをやり取りしたいという企業にメッセージがありましたらお願いします。

まずは、現状、どのようなリスクがあるかどうか見つけることが重要です。そのリスクに対して、おそらく何種類かの解決策が出てくるでしょう。大切なのは解決策の落としどころを見つけることなのですが、そのとき目安となるのが事業継続という観点です。軽減しなくてはならないリスクと、今求められている社会的ニーズ、それとコストバランスをどこでとるかということです。今回の例でいえば、もともと私たちはFTPサーバでファイルのやり取りを行っていましたが、これではセキュリティ上不安だった、解決策としてVPNという選択肢があったがこれではコストがかかりすぎる。ここに事業継続という観点を加えて浮かび上がった選択肢が、有事のときも通常の業務でも両方で活用できるNetAttest FileZenだったわけです。

利便性とセキュリティ強化に今後も期待

Q. 最後に、NetAttest FileZenへの期待がありましたらお願いします。

利便性とセキュリティ両者を考慮した良い製品に育てて欲しいですね。セキュリティ的にはアンチウイルス検出機能やファイルのバックアップ機能、通信の暗号化といった基本的なところはおさえられているので、あとはファイルの暗号化も手軽に利用できるといいと思います。ソリトンシステムズさんには随時要望を伝えていますので、バージョンアップもスピード感をもって行ってもらえるのではないでしょうか。今後ますます導入してよかったと思えるような、そして他社にも自信をもって薦められる製品になることを期待しています。

お忙しい中、有り難うございました。

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アプライアンス型によるWebブラウザを使ったファイル転送・共有向け製品です。

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