グループ全体のセキュリティと内部統制を強化。専用設備不要で規模を問わないクラウドだからこそ実現できたグループ企業への広い導入。

株式会社JTB情報システム
  • クラウド型で企業規模を問わず導入でき、グループポリシーを遵守
  • 操作ログ、USB利用制限、資産管理など必要な機能が充実
  • 手厚いサポートでスムーズに展開でき、導入効果も実感
導入製品
 InfoTrace-OnDemand
目次

  1. 1.グループ全体のセキュリティ、内部統制強化が課題に
  2. 2.規模を問わず導入、活用できるクラウドサービスを選択
  3. 3.情報面、技術面でソリトンのサポートを得てスムーズに導入
  4. 4.導入効果拡大やスマートデバイス活用に向けて努力を継続

グループ全体のセキュリティ、内部統制強化が課題に

JTBグループは百数十にのぼる企業から成っており、その規模は大小様々である。ITの活用や内部統制への取り組みについても、企業ごとにばらつきがある状況が続いていたと、株式会社JTB情報システム ビジネスソリューション本部の伊藤 誠氏は語る。

「旅行業務でお預かりする個人情報や業務上の機密情報など、漏洩を防止しなければならない情報が多くあります。それらの情報を適切に取り扱うよう各社努力は続けていましたが、従業員数十人の企業で内部統制やITセキュリティのための専任者を置くことは難しく、進捗には大きな開きがありました。 こうした状況を打開すべく、株式会社ジェイティービー(以下、JTB)が主体となってグループ全体の内部統制に取り組むことになりました」

JTBが情報漏洩防止などのセキュリティ対策、内部統制のために、グループ企業全体で守るべき統一されたグループポリシーを規定した。その中では、適切なツールの導入も求められていたが、未導入の企業もあった。

そこで、ツールの選定にあたったのが、JTB情報システムだった。JTB情報システムは、旅行業務のための基幹システムの開発、運用保守を中心として、グループ内の様々なシステム開発やITサービスの提供を行なうIT企業。グループ内で活用するツールの選定や導入支援なども、その業務のひとつとなっている。

規模を問わず導入、活用できるクラウドサービスを選択

セキュリティ対策と内部統制強化の両方に使えるツールを探していく中で、次のような要件が上げられていた。誰が何を見てどのような操作をしたのか、プリンタやUSBメモリを使用したかどうかを把握し、有事の際に証跡として活用できるログが保存されること。ソフトウェアライセンスを含む資産管理を自動化でき、精度の高いレポートを出力できること。該当する製品が4つほどピックアップされ、機能比較や導入に向けた検討が行なわれた。最終的に選ばれたのは、OnDemand Seriesだった。

選定の決め手となったのは、求める機能をほぼ満たした上に、クラウドで提供されるサービスであったこと。グループ企業に向けて標準ツールとして推す為に、クラウドサービスであることは重要だと株式会社JTB情報システム ビジネスソリューション本部の鳥羽 圭一氏は言う。

「グループガバナンスとしてグループ全体で取り組んでいくために、統一されたツールを導入するためには、企業規模を問わず導入、活用できるサービスが理想です。しかしグループ内には大小様々な企業があり、日常の運用や故障時の対応が可能なIT担当者がいる企業ばかりとは限りません。クラウドで提供されるサービスなら、専任担当者がいない企業でも活用可能です」

また、グループ全体としてIT資産を持たない方針を打ち出しているという背景もあった。コスト削減やワークプレースの自由度を向上させるためにも、グループ全体でクラウドの採用を進めているのだという。PCのセキュリティ強化、操作ログの収集とハードウェア、ソフトウェアの資産管理をひとつのソリューションで、しかもクラウドサービスとして提供しているOnDemand seriesは、JTBグループが求める要件にまさにぴったりの選択肢だったのだ。

情報面、技術面でソリトンのサポートを得てスムーズに導入

2010年度の後半にグループ内各社に向けた説明会を行ないOnDemand Seriesを紹介、2011年度後半から対象企業に対し順次導入が進められていった。その当時の様子を鳥羽氏は次のように振り返る。

「説明会のために名古屋、大阪、遠くは九州の企業にまで行きました。それらの説明会にもソリトンシステムズの担当者は同行いただけました。細かい疑問まですべてその場で解決できたので、あれは心強かったですね。導入時にも技術的なサポートを色々なシーンで得ることができ、頼れるパートナーだと感じています」

2012年始めまでに導入したのは25 社、約3千ライセンスにものぼる。中には、従来利用していた他社製品から乗り換えた企業もあった。 グループ内で同じツールを使うことのメリットや、従来製品に比べて機能面や価格面で優位であることなどがその理由だったという。他社製品から乗り換えた企業ほど、OnDemand seriesへの評価は高いと伊藤氏は言う。

「従来使っていた製品という比較対象の知識がある分、初めて利用する企業よりも評価が高いようです。特に気に入っているのがUSBメモリの制御機能ですね。以前はUSB端子を物理的にふさいで対応していた企業もあったようです」

USBメモリの利用禁止やWeb閲覧履歴、PC操作ログの収集ソフトウェアインストールの制限などは、抑止力としての効果も発揮している。監視されていることを感じ、個々のユーザーのセキュリティ意識が高まるという。

導入効果拡大やスマートデバイス活用に向けて努力を継続

セキュリティや内部統制のツール面での仕組みが整った今、JTB情報システムがグループ内で担う役割も次のステップへとシフトしている。セキュリティや内部統制にグループ各社が主体的に取り組んでいく上で、技術面や活用ノウハウなどの面からサポートを行なっていかなければならない。

「ツールをうまく活用している企業のノウハウ共有や、機能の活用提案などを進めていくことで、グループ全体のセキュリティ、内部統制の底上げを図りたいと思います。こうした取り組みが進めば、グループ内でツールを統一した効果もどんどん大きくなっていくでしょう。そうした面でも、他社活用事例や最新のサービス情報など、ソリトンシステムズさんからの協力に期待しています」

また、今後の取り組みについて話をうかがったところ、鳥羽氏も伊藤氏も声をそろえてスマートデバイスの活用を挙げた。スマートフォンやタブレットは入手や活用が容易なため、PCやサーバ側のシステムとは違い、ユーザーが勝手に使い始めてしまう恐れがある。 ユーザーより先手を打って、セキュリティや内部統制のための対策を取っていかなければならないと伊藤氏は言う。

「利便性を損なわず、会社のデータを管理できる仕組みと、スマートデバイスを安全に使える環境を早急に用意しなければならないと思っています。そのためのソリューション提供や技術的なサポートなどを含め、ソリトンシステムズには引き続き協力してもらえればと期待しています」

OnDemand series導入を通じて築かれたJTBグループとソリトンシステムズとの協力関係は今後も続き、ITの有効活用を支えていく力となっていく。

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