独立したネットワーク間で安全にデータを受け渡し
管理者、利用者どちらも使いやすい仕組みで私物USBを排除

名古屋テレビ放送株式会社
  • 独立したネットワーク間のデータ受け渡しに対応し、
    私物USB メモリ禁止を実現
  • 直感的に使えるインターフェースで、従業員の利用率も向上
  • AD(Active Directory)連携とプロジェクト管理者の任命 で、実務に合わせた運用体制
導入製品
 FileZen
目次
  1. 1.

    私物USBメモリの運用ルールが守られているか、懸念

  2. 2.

    管理者も利用者も使いやすい操作性

  3. 3.

    負荷を軽減し、柔軟なユーザー管理を実現

  4. 4.

    USBから広がる、様々なシーンでの活用

名古屋テレビ放送株式会社 様 イメージ図

 社内業務を行うLANと番組を制作する各編集ネットワークはそれぞれ独立している。各ネットワークとFileZenセグメントを接続し、データのやり取りを行う構成とした。従来の私物USBメモリの使用を禁止 し、セキュアなデータ授受が可能となっている。

 社外関係者から持ち込まれたUSBメモリは、一度隔離ネットワーク内の検疫PCでセキュリティチェックを実施する。受け取ったファイルはFileZenへアップロードされ、各ネッ トワークへ取り込む仕組み。

私物USBメモリの運用ルールが守られているか、懸念

 名古屋テレビ放送株式会社(愛称:メ~テレ)は、愛知県名古屋市に本社を置き、在名テレビ放送局で3番目の民放局としてスタートした、愛知・岐阜・三重の東海3県を放送エリアとするテレビ朝日系列の基幹局だ。マスコットキャラクタ ーは「羊の皮をかぶった狼」のウルフィ。同社では、ウルフィが表す“羊” の優しさと“狼” のチャレンジ精神をモットーに番組制作・放送を行っている。地域貢献に努める“羊” の優しさで、在名テレビ放送局で唯一、朝のローカル情報生 ワイド番組を30年以上も制作し続ける。その一方“狼” のチャレンジ精神で、自社制作のドラマやバラエティを全国へ向けてインターネット配信するなど、新たな試みにも精力的に取り組む。チャレンジ精神を忘れない同社では、日ごろか らIT化による業務改善を進めているという。2014年にはVDIを導入し、外出先でもセキュアに業務に携われる環境を整備、2018年度には、従業員用PCを全台ノートPC化するなど、常にIT化による業務改善に努めている。そして今回、改善の対象となったのが社内におけるファイルの受け渡し手段だった。

 同社でのネットワーク・セキュリティ関連業務のとりまとめ役として今回のプロジェクトに携わった、技術局 情報技術部 喜多利樹氏は、ファイルのやりとり手段を見直すに至った経緯について、次のように語る。

「当社ではテレビ局という特性上、容量の大小を問わず映像や静止画の受け渡しを頻繁に行います。業務ネットワークは各部門で独立しているため、部門間のデータ移動に私物USBメモリが使われるケースが多くありました」 

 喜多氏と共にネットワークの構築とセキュリティを担当する、技術局 情報技術部 近藤弘侑氏(所属 名古屋テレビ事業)は感じていた課題について次のように振り返った。

「以前、USBメモリにマルウェアが仕込まれていないかどうかを確認できる検疫PCでマルウェアが検知されたことがありました。当社では私物のUSBメモリを使用する際、検疫PCに差してから 使うようにお願いしているのですが、実際に徹底できているかはユーザーに委ねる部分が大きく、チェックせずに利用している場合もあるのではと危惧していました」

 同社ではセキュリティをさらに高めるため、社内でデータをやりとりする際の私物USBメモリの使用を禁止することとした。しかし、禁止しただけでは業務に支障が出てしまう。そのため、 USBメモリに代わるファイル共有ツールを探していたという。そして見つけたのがソリトンシステムズが提供するファイル受け渡し専用アプライアンス「FileZen」だった。

管理者も利用者も使いやすい操作性

 FileZenは、検討開始から検証を経て実際に導入するまでおよそ4か月と、かなりの短期間で構築が完了した。

 分かりやすいGUIで設定でき、評価機から本番機へのスムーズな移行など、近藤氏はFileZenのユーザビリティの良さについて高く評価した。また、情報システム部門にとっての操作性だけで はなく、ユーザーにとっての操作性にも満足しているそうだ。シンプルな画面構成で直感的に操作できるため、ユーザーからFileZenの使い方に関する問い合わせは一件も来ていないと満足している理由を教えてくれた。

負荷を軽減し、柔軟なユーザー管理を実現

 「FileZenのアカウントを情報システム部門単独で管理していくのは大変なので、効率的な運用方法を模索していました。全て情報システム部門で運用することも覚悟していたのですが、FileZenのAD(Active Directory)連携機能を使用することで管理負荷を大幅に下げることができました」(近藤氏)

 アカウントは社内のADと連携し、初回ログイン時にユーザーフォルダを自動生成する機能を活用。プロジェクトごとに管理者を指定し権限を委譲した。アクセス権設定など個々のユー ザー管理は、運用開始以降はプロジェクト管理者が行う仕組みだ。こうすることで情報システム部門の運用負荷を下げるとともに、実務に合わせ柔軟にユーザーを管理することができる。

「情報システム部門では手放しで運用できていますね」(喜多氏)

USBから広がる、様々なシーンでの活用

 現在、同社では番組制作の業務環境において私物USBメモリの使用を禁止することができた。FileZenを導入することにより、ユーザーに負担をかけることなくセキュリティを強化 できたことに大きな意義を感じているという。将来的には、編集系だけではなく機密性の高い情報を扱う可能性も検討していくという。

 視聴者に良質なコンテンツを届けるべく“狼”のチャレンジ精神でIT化による業務改善・セキュリティ向上に取り組み続ける同社を、ソリトンシステムズは国産のセキュリティ製品で今後も支援していくつもりだ。

お忙しい中、有り難うございました。

※本ページの内容は、2018年 12月作成時の情報に基づいています。

  • 掲載されている社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

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アプライアンス型によるWebブラウザを使ったファイル転送・共有向け製品です。

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