DMEを活用し、ExchangeやDynamisCRMなどスマートデバイスから社内システムに安全にアクセス。企業コミュニケーションの活性化とIT投資効率化を実現。

総合メディカル株式会社
  • AD、Exchangeなどのマイクロソフト製品との高い親和性
  • 強固なセキュリティ機能がありDMEのみで安全なスマートデバイス運用が可能
  • AppBoxでスマホから使える社内システムの追加が容易
導入製品
 Soliton SecureContainer(DME)
目次

  1. 1.モバイルを視野に入れたITの全体最適化からスタート
  2. 2.MS製品との連携、AppBoxの存在がDME選択の決め手に
  3. 3.コミュニケーションが活性化、ワークスタイルにも好影響
  4. 4.セキュアなモバイル基盤確立により今後のIT投資効率化にも期待

モバイルを視野に入れたITの全体最適化からスタート

総合メディカル株式会社はコミュニケーションツールとしてのITの力をビジネスに活かすため、全社でIT投資の最適化を実現すべく2010年にIT投資に関する基本方針を定めた。その中にはモバイル機器の活用も含まれており、普及し始めたばかりのスマートフォンの導入についても検討が重ねられた。しかし当時は黎明期ということもありセキュリティ面などの不安を払拭できず、次期尚早であるとして導入自体は見送られた。

「当時、業務にスマートフォンなどを活用するには、端末にVPN接続の設定をおこなって社内のシステムにアクセスする手法が一般的でした。しかし端末の設定を勝手に変更される恐れがあること、メールや添付ファイルが端末に残ることなどセキュリティ面でのリスクが大きすぎると判断しました」

検討初期を振り返って、総合メディカル株式会社 経営戦略本部IT戦略部の永野 義昭氏はそう語る。スマートフォンを導入するとしたらどのようなセキュリティ対策を施すべきか、そこでどれほどのメリットが得られるか、具体的なモバイルソリューションに関しても情報収集をおこなったうえで検討したというが、コストやリスクがメリットに見合わなかったのだという。しかし、いずれモバイルも導入するという将来を見据えたうえで、IT基盤の全体最適化は進められた。メールは、スマートフォンから利用しやすいマイクロソフトのExchangeのサーバーへ。DynamicsCRMの導入も検討し、コミュニケーション基盤はマイクロソフト製品へ集約されていった。

MS製品との連携、AppBoxの存在がDME選択の決め手に

モバイル導入の契機は、2012年後半に訪れた。総合メディカル株式会社 経営戦略本部IT戦略の三角直樹氏が読んでいた情報誌に、ソリトンシステムズのモバイルビジネスプラットフォームDMEの導入事例記事が掲載されていた。ソリトンシステムズにコンタクトを取り、2013年早々には細かい製品説明を受けた三角氏が関心を抱いたのは、マイクロソフト製品との親和性が高く、充実したセキュリティ機能が備わっていた点だ。スマートフォンの中に業務用のエリアであるセキュア・コンテナを設け、その中で安全にExchangeサーバーを中心に、既存の社内システムとメールやスケジュールの連携を実現できることに大きな可能性を感じたと三角氏は言う。

「スケジュール管理は、総合メディカルの創業時から重視されているポイントです。社員全員が自分のスケジュールをすべてスケジューラにに登録し、お互いに空き時間を確認しながらミーティングなどの調整をしていきます。これを外出先でもできるようになるのは、大きなポイントでした」

もうひとつ、注目すべき機能がDMEにはあった。セキュアコンテナから安全に業務システムにアクセスさせるAppBoxという機能だ。端末に情報を残さないセキュアブラウザが組み込まれており、業務に必要なアプリケーションを社外から安全に利用できる。シングルサインオンの機能も備わっているため、複数の業務アプリケーションを使い分けなければならない環境でも認証は一度で済む。またAppBoxの存在はモバイルの将来展望を確保するものでもあると永野氏は述べる。

「ビジネスの世界もITの世界も環境変化が早い時代です。これから先、新しい業務システムが求められることもあるでしょう。そうした変化にも、AppBoxにWebアプリを追加するだけで対応できるという安心感があります」

コミュニケーションが活性化、ワークスタイルにも好影響

本格的導入に先立ち、まずIT戦略本部にiPhoneとDMEを導入し、トライアルがおこなわれた。トライアルで実感したのは、DMEが通信セキュリティを担保するだけではなくMDM機能も備えており、リモートロック、リモートワイプで紛失、盗難に備えられるという安心感だった。また管理画面ではActiveDirectoryとの連携機能が好印象を残したと三角氏は語る。

「既存の人事データと連携してスマートフォンからアクセス権限を管理できるので、二重管理の手間がないのは助かりますね。退社した社員のID削除漏れなどの心配もなく、セキュリティ面でも嬉しいポイントです」

トライアルを経た2013年暮れ、外出の多い営業担当者や部長以上の管理職、エリア長やブロック長などの業務の要となる社員にiPhoneが配布された。すでに役員が使っていたiPadも含め、DMEで管理されるスマートデバイスは500台を超える。既にプライベートでiPhoneを使っている社員も多かったこともあり、2ヶ月弱という短期間での導入にも関わらず混乱はなく、すぐに業務に浸透したという。現場で感じられるもっとも大きな効果は、コミュニケーションの活発化だと三角氏は述べる。

「以前はPCを起動してVPN接続を確立し、それから業務システムにログインしなければ社内の情報にアクセスできませんでした。今は必要な情報をiPhoneですぐに確認できるようになったので、移動時間などちょっとした空き時間に頻繁にコミュニケーションをとれるようになりました」

コミュニケーションの活性化に加え、外出先でのワークスタイルにも変化が生まれ始めている。実際に社外でiPhoneを活用している総合メディカル株式会社 人事本部 採用部の佐藤 博幸氏は次のように語った。

「外出先でも気軽に社内の情報をチェックできるようになったので、ノートPCを使う機会が減ってきました。文書管理システムをうまく使ってiPhoneかiPadでプレゼンテーションまでできれば、もっと身軽で機動的なワークススタイルにできるのではないかとトライしているところです」

セキュアなモバイル基盤確立により今後のIT投資効率化にも期待

現在社内では、ExchangeとSharePoint、文書管理システムであるeValueNSなどが使われており、いずれもDMEを通してiPhoneからアクセスが可能だ。これ以外に新たなシステムが必要になった場合にも、AppBoxに追加することで容易にモバイル対応できるだろうと三角氏は期待している。

「DMEのAppBoxがセキュリティやログインの利便性を担保してくれるので、システムを自社開発する際にもセキュリティ対応に時間やコストをかけなくて済むようになります。現場のニーズに応じてスピーディにシステムを導入できるようになるはずです」

iPhoneで対応したい案件は数多くあり、それらのシステム導入にかかる負担を軽減するためにも、DMEが担う役割は小さくない。システム開発のたびにモバイル対応やセキュリティ対策を施すことに比べれば、やらなければならないことを省略し、効率的なIT投資が実現するはずだと永野氏も展望を語る。

「ビジネスにおける戦略とは、考え抜いたうえで戦うことを省略していくことだと私は考えています。DMEを導入したことで、同じ効果を得るために必要な負担をかなり省略できそうです」

自社システムの発展、DME自体の機能進化にも期待していると語り、永野氏はインタビューを締めくくった。

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