WAN最適化アプライアンス

  • ファイルサーバ、メールサーバ、アプリケーションサーバ、およびストレージの統合
  • 大容量データ転送が必要になる場合の、転送時間や転送データ量の課題を解決
  • 帯域幅、遅延、アプリケーション・プロトコルの無駄という問題に対応

製品概要

多くの企業では、分散したサーバやストレージ、およびバックアップ装置を集中管理することにより、インフラストラクチャを簡素化しコストの削減をしようとしています。 IT 統合には、データのセキュリティを高め、コンプライアンス(規制遵守)を容易にする効果もあります。ところが、統合した場合はWANを経由するアプリケーションのパフォーマンスが実用に耐えられない程度まで低下する問題が発生しています。

Riverbedのソリューション

Riverbed が提供するWDS(WIDE-AREA DATA SERVICE )は、WAFS 、アプリケーションのアクセラレーション、WAN 最適化など、さまざまなカテゴリを包含するWAN最適化ソリューションです。Riverbed の SteelHead アプライアンスを配置すると、データ移管やバックアップ、ディザスタリカバリー(DR)という大容量データ転送が必要になる場合の、転送時間や転送データ量の課題を改善します。

■ソリューション1.アプリケーションのアクセラレーション

ERP および CRM ソリューション、Windows 、Lotus Notes、NFS、Web アプリケーション、他のファイル共有アプリケーションなど、エンタープライズ系アプリケーションの統一配備は、どんなビジネスにも欠かせません。こうしたアプリケーションで常に問題となるのは、WAN 経由のパフォーマンスが LAN の場合より大幅に貧弱であることです。帯域幅、遅延、アプリケーション・プロトコルの無駄という問題に、アプライアンスで対応します。

アプリケーションのアクセラレーション

■ソリューション2.WAN 帯域幅の最適化

SteelHead はWAN に向かうトラフィックをすべてインターセプトし、TCP トラフィックを検査します。もし、以前に送信されたことがあるデータが存在する場合には、新規のデータのみが、既存データへの参照情報とともに送信されます。この手法によってWAN トラフィックが時間の経過とともに60% から 95% 削減されます。

■ソリューション3.ITインフラストラクチャの統合

ITインフラストラクチャの統合

IT の統合を行った場合、WANを経由するアプリケーションのパフォーマンスが実用に耐えられない程度まで低下するケースが多くみられます。 SteelHead アプライアンスを配置すると、アプリケーションのパフォーマンスを犠牲にすることなく、ファイルサーバ、メールサーバ、アプリケーションサーバ、およびストレージの統合が可能になります。

サーバーレス・オフィスの実現

■ソリューション4.モバイルユーザの通信最適化

SteelHead のモバイル ソリューションを使用すると、モバイルユーザは、PC上で実行されるソフトウェアを使用してセンターに設置したSteelheadアプライアンスと接続することでモバイルネットワーク経由の通信を最適化し、データ量を削減することができます。

特長・機能

RiOS(Riverbed Optimization System) はストレージ、ネットワーキング、アプリケーションの制約に 1 台のデバイスで対応する統合ソリューションです。WANを経由するアプリケーションパフォーマンスを最大 100 倍も最適化することができます。

Riverbedのテクノロジ1.データストリームライニング

データストリームライニングは、TCPのWANトラフィックを最適化し、帯域幅の使用率を一般に60〜95%削減します。 また、重複するデータ転送を削減し、帯域幅と遅延時間の要件に基づいてデータの優先順位を任意に付けることで、最適化を行います。

  • データはすべて送信側アプリケーションとは独立してキャッシュされるので、他のアプリケーションからでも利用可能です。たとえば、PowerPoint ファイルからなるデータをメールで送信する場合、データは SteelHead に保存されます。その後ファイルサーバから類似のファイルが要求された場合には、このデータが利用されます。

Riverbedのテクノロジ2.トランスポートストリームライニング

トランスポートストリームライニングは、WAN 経由でのデータ転送に必要となる TCP ラウンドトリップの回数を減らしながら、転送時の信頼性と障害回復性を維持できるように設計された一連の機能です。これはTCP ウィンドウサイズの仮想的な変更、ペイロードのインテリジェントな再パッキング、接続管理その他の技術を組み合わせることで実現されたものです。

1)仮想ウィンドウ拡張(VWE)

仮装ウィンドウ拡張(VWE)
  • TCPウィンドウのサイズを仮想的に拡張してTCP トラフィックのスループットを改善します。
  • TCPはいっさい変更せずに、SteelHead アプライアンスで通常より大量のデータをTCP ウィンドウに詰め込むことができます。
  • 保存データの参照を最大限に活用します。
  • WAN を経由するアプリケーションパフォーマンスのボトルネックであるTCP プロトコルの冗長性を排除します。

2)SSL アクセラレーション

RiOS には、WAN経由の SSL 暗号化データをアクセラレートできるアルゴリズムが含まれています。 Riverbed SteelHead アプライアンスを使用すれば、SSL 暗号化データをエンド・ツー・エンドでアクセラレートできます。

3)TCP 接続プール

TCP 接続プールは、初期接続設定に関する余分なラウンドトリップを節約することによってプロトコルのパフォーマンスを改善するアルゴリズムです。このアルゴリズムは短時間の接続を多数伴う HTTP などに効果的です。

4)MX-TCP(MAX SPEED TCP)

MX-TCPは、LFN や損失が多いリンクで高スループットを実現します。 HS-TCP が TCP の輻輳(ふくそう)制御プロパティを保持して良好なトラフィック共有も可能としているのに対して、MX-TCP ではそうした輻輳(ふくそう)制御を行いません。その結果、MX-TCP はHS-TCP に比べてより高速な動作が可能となります。

Riverbedのテクノロジ3.アプリケーションストリームライニング

アプリケーションストリームライニングでは、トランザクション予測および事前データ設定機能を通じて、追加のアクセラレーションを提供します。

1)トランザクション予測

トランザクション予測
  • WAN 経由のラウンドトリップを最大 90 % 排除します。これにより、Windows ファイル共有(CIFS)、 Exchange(MAPI )、NFS(v 3)やWeb(HTTP/HTTPS )など、特定アプリケーションのスループットを向上させます。

2)透過的な事前データ設定

  • 新たに生成されたデータを自動かつ透過的に事前設定し、サーバからリモートの SteelHead にあらかじめプッシュしておくことによって、新規データへの初期アクセスを高速化します。
  • 透過的な事前データ設定はExchange(MAPI )および Windows ファイル共有(CIFS)で利用できます。
  • 複雑なコンテンツ管理システムを設定する必要はありません。

Riverbedのテクノロジ4.マネジメントストリームライニング

RiOS はSteelHead の設定と管理を簡素化するためにマネジメントストリームライニングと呼ばれる機能を搭載しています。このため、ほとんどのお客様は、SteelHead を 15 分程度で設置することができます。

透過的な設置

SteelHead アプライアンスは、既存のクライアント、サーバやネットワーク構成を変更することなく 配置することができます。

インパス構成

アウトオブパス構成仮装インパス構成

オートディスカバリ

複数の Steelhead アプライアンスは、ネットワーク上で相互に自動検出します。これはクライアントおよびサーバ間で SteelHead アプライアンスが 2 台しかない単純な環境でも、3 台以上のSteelHead が設置されている複雑な環境でも同様に機能します。

操作不要の設定

リモートオフィスの SteelHead は、CMC(Central Management Console )を介して自分自身を自動設定することが可能です。

柔軟な配置オプション

SteelHead アプライアンスは In-Path 、Out-of-Path や仮想 In-Path の配置が可能で、あらゆるネットワークの要求を満足します。

Web GUI および CLI

SteelHead アプライアンスはWeb GUI またはCLIの管理インターフェースを搭載しています。セットアップ、設定やリモート管理も迅速に行うことができます。

強力なルール設定を通じた選択可能な最適化

SteelHead のデフォルト状態では、すべての WAN トラフィックを最適化するようになっています。しかし、管理者はルール設定機能を使用してプロトコル、ポート、または IP アドレス範囲を指定することによりカスタマイズが可能です。

詳細レポートの作成機能

SteelHead アプライアンスはトラフィックおよびパフォーマンスを監視し、ポート/アプリケーション単位でレポートを提供します。過去 30 日間のデータが含まれるパフォーマンスレポートは、Web GUI に表示されるグラフまたは CLI の書式設定済みテーブルから取得できます。

集中管理

複数の SteelHead アプライアンスを使用する場合、オプションの CMC(Central Management Console )アプライアンスを設置すると、設定および管理が容易になります。CMC アプライアンスには容量の異なる各種モデルが用意されており、最大 500 台の SteelHead アプライアンスを管理することができます。

  • 新規追加の SteelHead アプライアンスをタッチレスでセットアップする自動登録
  • デバイスのグループを設定できるようにするグループ設定
  • ソフトウェアアップデート、リブート、他の基本機能のスケジュール動作
  • すべて(またはグループ)のデバイスを通じたダイナミックな総合レポート

構成

各拠点にRiverbed SteelHeadを設置します。

一般的な構成

価格・仕様

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