ロシアによるウクライナ侵攻前後における米国のサイバー空間での活動が明らかになるにつれ、ハイブリッド戦争への備えが重要であるという理解は深まりました。サイバーセキュリティに関しては国家だけではなく、日本の重要インフラ企業においても喫緊の課題になっています。

本フォーラムでは、昨今の世界情勢の中、自由民主党 安全保障調査会幹事長の木原稔氏、前国家安全保障局長の北村滋氏、米国企業のウクライナにおけるサイバー活動に関与されたGreg Rattray博士をお招きし、【国家安全保障とサイバーセキュリティについて】を皆様と考えたいと思います。

開催概要

開催日時 2023年2月6日(月)13:30 ~ 16:00
受付開始 13:00~
参加対象

企業・官公庁の経済安全保障部門、リスク管理部門、コンプライアンス部門、
SOC/ CSIRT部門担当役員あるいは担当者

※誠に勝手ながら、ウェブサイトに記載する参加対象以外のお客様、当社との競合関係にあるお客様、個人でお申し込みのお客様、メディア関係者の皆様におかれましては、業種・職種などを含めた当社の判断により、参加のご希望に添えない場合がございます。
会場 帝国ホテル 光の間
〒100-8558 東京都千代田区内幸町 1丁目1-1
参加費 無料(事前登録制)
日英同時通訳 あり
主催 株式会社ソリトンシステムズ
関連 サイバーセキュリティ月間関連行事
お問い合わせ窓口 ソリトン エグゼクティブフォーラム 2023に関する問合せ
株式会社ソリトンシステムズ サイバーセキュリティ事業部
Tel: 03-6369-8015  cyber-consulting@list.soliton.co.jp

マスコミによる取材に関するお問い合わせ
株式会社ソリトンシステムズ 広報担当 花盛隆一(はなもり)
Tel: 03-5360-3814  press@soliton.co.jp

プログラム

13:30 - 13:35

 ご挨拶

13:35 - 14:05

サイバー安全保障の強化

自由民主党 安全保障調査会幹事長 衆議院議員 木原 稔 氏

スピーカー:木原稔(きはら・みのる)/ 衆議院 国土交通委員長 ・ 自由民主党 安全保障調査会幹事長

1969年熊本市に生まれる。熊本市立出水南中学校、熊本県立済々黌高等学校卒業。
2004年、日本航空株式会社を退職し、自民党神奈川県連「かながわ政治大学校」に第9期受講生として在籍。2005年、かながわ政治大学校を修了。公募により自民党熊本県第一選挙区支部長に選出される。同年9月の第44回衆議院総選挙に熊本1区から立候補し、110,072票を獲得し初当選。2009年、第45回衆議院総選挙にて落選するも、2012年の第46回衆議院総選挙にて二回目の当選を果たす。2013年、防衛大臣政務官に就任。2014年、自民党青年局長に就任。同年、第47回衆議院総選挙にて三選。
2015年、自民党文部科学部会長就任。2016年、財務副大臣に就任。2017年の第3次安倍第3次改造内閣にて財務副大臣に留任。第48回衆議院総選挙にて四選し、第4次安倍内閣にて財務副大臣に再任。
2018年、自民党国会対策委員会副委員長に就任。2019年、第4次安倍第2次改造内閣にて内閣総理大臣補佐官(国家安全保障に関する重要政策担当)に就任、2020年、菅内閣にて内閣総理大臣補佐官に再任。
2020年、自由民主党 政務調査会 副会長(兼)事務局長、自由民主党 選挙対策本部 選挙対策委員会 副委員長に就任。2021年、第49回衆議院総選挙にて五選。同年、自民党政務調査会事務局長・安全保障調査会幹事長に就任。
2022年、現職。その他役職(抜粋)平成研究会政策委員長、創生「日本」事務局長、日華議連事務局長

14:05 - 14:35

国家安全保障とインテリジェンス

前国家安全保障局長 北村エコノミックセキュリティ代表 北村 滋 氏

スピーカー:北村滋(きたむら・しげる)/ 北村エコノミックセキュリティ代表

1956年12月27日生まれ。東京都出身。私立開成高校、東京大学法学部を経て、1980年4月 警察庁に入庁。1983年06月 フランス国立行政学院(ENA)に留学。1989年03月 警視庁本富士警察署長、1992年02月 在フランス大使館一等書記官、1997年07月 長官官房総務課企画官、2002年08月 徳島県警察本部長、2004年04月 警備局警備課長、2004年08月 警備局外事情報部外事課長、2006年09月 内閣総理大臣秘書官(第1次安倍内閣)、2009年04月 兵庫県警察本部長、2010年04月 警備局外事情報部長、2011年10月 長官官房総括審議官。2011年12月 野田内閣で内閣情報官に就任。第2次・第3次・第4次安倍内閣で留任。特定秘密保護法の策定・施行。内閣情報官としての在任期間は7年8ヶ月で歴代最長。2019年9月 第4次安倍内閣の改造に合わせて国家安全保障局長・内閣特別顧問に就任。同局経済班を発足させ、経済安全保障政策を推進。2020年9月 菅内閣において留任。2020年12月 米国政府から、国防総省特別功労章(Department of Defense Medal for Distinguished Public Service)を受章。2021年7月 退官。2021年11月 経済安全保障法制に関する有識者会議委員。2022年1月オーストラリア政府からオーストラリア情報功労章(Australian Intelligence Medal)を受章。2022年6月フランス政府からレジオン・ドヌール勲章オフィシエ(l’Ordre national de la La Legion d’honneur, Officier)を受章。北村エコノミックセキュリティ代表。

14:35 - 15:05

ウクライナにおけるサイバー活動を踏まえた日米連携

NextPeak Partner Greg Rattray 博士

スピーカー:Dr. Greg J Rattray(グレッグ・ラットレイ博士)/ 退役米国空軍大佐

米国のサイバーセキュリティ及びリスク管理企業であるNextPeak社の共同創業者兼パートナー。JP モルガンチェース社のグローバルCISOを務め、政府機関や他の金融機関と共にサイバーセキュリティ政策に対し責任を持つグローバルサイバーパートナーチームをリードした経験を持つ。この立場において、数々の活動を主導した。その中には、FSARC(「サイバーセキュリティの脅威に起因した米国金融システムのシステミックリスクを軽減する活動を事前対応的に把握、分析、評価、調整する」ことを目的に設立された大手金融サービス事業者のコンソーシアム)やSheltered Harbor(最悪の事態が生じても、金融機関が重要なサービスの提供が続けられるよう、データのバックアップとシステムのレジリエンスを高めるための計画策定の基準を定めるべく開始されたイニシアチブ)が含まれる。

米国空軍を2007年に大佐として退役。ホワイトハウスのサイバーセキュリティ担当長官として務め、空軍情報戦争センターの運用グループを統括した。JPモルガンチェースに入る前、Delta Risk社を創業した。また、ICANNのインターネットチーフセキュリティアドバイザーを務めた。ラットレイ博士は、サイバーの運用的な指導者として、APT(高度で継続的な脅威)というコンセプトを確立し、運用における協働という考え方を普及させたことで知られる。

ラットレイ博士は、米国空軍アカデミーで学位を、ハーバード大学のJohn F. Kennedyスクールで公共政策修士を、タフツ大学フレッチャー法律外交大学院で博士を、それぞれ取得している。「Strategic Warfare in Cyberspace」の著者である。外交問題評議会の正会員であり、コロンビア大学SIPAの上級研究員兼アトランティックカウンシルの上級フェローである。

15:05 - 15:20

 休憩(15分間)

15:20 - 16:00

Fireside Chat
テーマ「日本のサイバーセキュリティにおける官民連携及び日米連携」

北村エコノミックセキュリティ代表 北村 滋 氏、
NextPeak Partner Greg Rattray 博士
モデレータ:株式会社ソリトンシステムズ 土屋 徹

モデレータ:土屋 徹(つちや・とおる)/ 株式会社ソリトンシステムズ 執行役員

1960年生まれ。1985年東京工業大学総合理工学エネルギー科学専攻修士課程卒業。
1985年ファナック株式会社入社。1988年財団法人未来工学研究所研究員。
1994年株式会社ソリトンシステムズ入社。2003年取締役就任。2009年シスコシステムズ合同会社入社。2014年防災&情報研究所入社。2016年株式会社ソリトンシステムズ入社。
2019年執行役員就任。2017年Carnegie Melon Univ SEI主催FloCon2017へ参加し、脅威インテリジェンスの活用手法を学び、以後米国政府の取り組みをフォロー。2020年S4 x 20へ参加し制御系システムのサイバーセキュリティ対策について学び、以後関連ソリューション及び法規制等について調査を継続。
現在、サイバーセキュリティ事業本部長。一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター理事。

16:00 -

 ご挨拶

お申込みを締め切らせていただきました。