近年の業務環境では、高度化したサイバー攻撃や内部のヒューマンエラーなどの様々な原因で、情報漏えいリスクが高まっています。情報漏えいは企業に大きな損失を与える事故です。一度の漏えいが、顧客や取引先に不信感を抱かせ、企業の信頼を失墜させます。また、法的な罰則・罰金を課されるリスクも少なくありません。情報漏えい対策は、企業の継続的な活動を維持するために不可欠なのです。
情報漏えい対策は、「発生前の対策」だけではなく、「発生そのものを防ぐ」ことが重要です。今、これらを実現できる最適なソリューションが求められています。そこで注目したいのが、ソリトンシステムズの2つのソリューション、「InfoTrace 360」と「Soliton SecureWorkspace(SSW)」です。
InfoTrace 360は、業務環境を可視化してセキュリティを強化します。PCをモニタリングすることで、利用したファイルの種類やPCの利用台数・利用状況、利用の多いアプリランキングなどをレポート画面で確認できます。ファイル操作や外部デバイスの利用状況も可視化できるため、情報漏えいのリスクチェックが可能です。
Soliton SecureWorkspace(SSW)は、PC上に隔離領域を生成することで、PCをデータレス化できます。隔離領域内で業務アプリケーションを利用できるため、端末にデータを残しません。業務のクラウド活用やテレワークにおける情報漏えいリスクを大幅に低減できます。
InfoTrace 360およびSoliton SecureWorkspace(SSW)の具体的な機能や導入事例を詳しく知りたい方は、以下公式サイトをぜひご覧ください。
2023年、大手企業で顧客情報1万件が流出する事件が発生しました。原因は、USBメモリの不適切な管理です。USBメモリには、顧客の氏名、連絡先、契約内容などの個人情報が保存されていました。従業員が自宅で業務を行うために持ち帰る際、紛失したことが発覚。データは暗号化されていなかったため、情報が第三者に閲覧されるリスクが指摘されました。本事件は、外部からのサイバー攻撃だけではなく、内部の情報管理不備が重大な情報漏えいに繋がる可能性を示しています。
このようなリスクを防ぐには、外部デバイス利用やファイル操作の厳格な管理が不可欠です。情報の扱いに対する内部管理体制を強化して、情報漏えいリスクを最小限に抑えなければなりません。
実際に対策を強化したお客様の事例をご紹介します。
住商ビルマネージメント株式会社様は、2008年に情報漏えい対策として導入したサービス終了を機に、InfoTrace 360を導入しました。
同社は導入の決め手として以下の機能を挙げています。
・PC操作ログの取得
・レポート機能の充実
・導入時にネットワーク変更などの手間がない など
InfoTrace 360は、これら要件にマッチしていたこと、特にグラフィカルなレポート画面がとても見やすい点も魅力の一つ。また、オンラインストレージやチャットなどのクラウドツールに関するログが取得できるなど、ログ取得が充実している点もポイントです。
2022年5月、社給PC270台を対象に利用を開始しました。社内PCの利用に関する注意喚起や情報漏えい防止の観点から、USBデバイスの利用状況やWebサイトの閲覧状況などのログを収集し、レポートに活用しています。
全体を俯瞰して状況把握できるため、相対的な数値比較でリスクチェックを行い、気になる数値はドリルダウンしてPC個別のログを確認しています。社員が特別に意識することはありませんが、PC操作ログ製品の導入を告知していることも、抑止効果に繋がっています。
ここに紹介した「InfoTrace 360」の導入事例については、「導入事例 住商ビルマネージメント株式会社」にて詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。
情報漏えいは、企業が積極的に対策すべき課題です。情報漏えいが起こる原因には、外部からのサイバー攻撃や人為的ミス、内部不正などが挙げられます。そのため、組織内で利用するデバイスに対して、セキュリティソフトの導入やアクセス管理の強化などを行う必要があります。また、情報漏えいに対する従業員教育やセキュリティポリシーの策定は、組織全体のセキュリティ意識を高めるために重要な対策のひとつです。これら情報漏えい対策には、継続的な見直しや適切なソリューションの導入が欠かせません。
情報漏えい対策におすすめなのが、ソリトンシステムズの「InfoTrace 360」と「Soliton SecureWorkspace(SSW)」です。InfoTrace 360を導入すれば、PCの利用台数や状況、アクセスしたファイルの種類などをレポート画面で可視化できます。また、PC上に隔離領域を生成するSoliton SecureWorkspace(SSW)は、今利用しているPCに導入するだけでデータレスクライアントを実現できます。
情報漏えい対策を強化して企業の信頼を守るソリューションならば、ぜひソリトンシステムズにご相談ください。