サイバーセキュリティ対策としてSoliton SecureBrowserでインターネット分離を実現
FileZenによるファイル受け渡しも含め、利便性と安全性を両立

秋田おばこ農業協同組合
  • コストを抑え、利便性と安全性を両立させた インターネット分離環境の実現
  • 一般的なブラウザ同等の操作感で利用でき、 安全なファイル受け渡しまで可能に
  • インターネットへの通信経路が統一でき、 端末管理の業務負荷を大幅に軽減
導入製品
 Soliton SecureBrowser,FileZen

秋田おばこ農業協同組合 様 イメージ図

・Soliton SecureBrowser
端末にデーターを保存させないセキュアなブラウザ。
・Soliton SecureGateway
Soliton SecureBrowserと対となって動作する専用ゲートウェイ。インターネットへの通信経路を統一。
・FileZen
操作履歴や承認機能もついた、安全なファイル受け渡し専用アプライアンス。

サイバーセキュリティ対策強化としてインターネット分離が必須に

 秋田県大仙市、仙北市、美郷町の2市1町で農家所得の向上、地域のにぎわい創り、コミュニティ振興などを目指し活動する広域・総合JAである秋田おばこ農業協同組合(以下、JA秋田おばこ)。サイバー攻撃の増加を受け、2018年3月にJA全中(一般社団法人 全国農業協同組合中央会)から全国のJAに対しサイバーセキュリティ対策の指導がなされたことをきっかけとして、ソリトンシステムズのセキュリティソリューションを導入した。

 JA秋田おばこ 総合企画部 システム開発課 課長補佐の清水敦氏は、検討の経緯を次のように語る。

 「当JAでは単独に構築した基幹システムを運用しており、アクセス制御は実施していたものの、情報系と基幹系のネットワーク分離は実施していませんでした。サイバーセキュリティへの対策強化として各JAに自治体や金融機関レベルのインターネット分離が求められる中、その実行策を模索していました。職員が700名以上、端末数も約650台と規模も大きいことから物理的分離方式ではなく論理的分離方式で、かつ大がかりなサーバなどの機器導入が不要な、低コストで導入できるシステムを求めていました。」

 セキュリティツール導入にあたっての要件について、総合企画部 システム開発課の福原真司氏は高い閲覧性とシンプルな操作性を挙げる。「JAは信用、共済、経済など業務が多岐に及び、さまざまなインターネットサイトとの高い表示互換性が求められます。その一方で職員のITリテラシーにはばらつきがありますので、安全性と利便性を両立しながら、使い慣れた従来の一般ブラウザに準じる操作性も求めました。」

 こうした検討の中で、JA秋田おばこは長年付き合いのある構築ベンダーからソリトン製品の紹介を受ける。それがWEB閲覧を端末内で分離するブラウザ「Soliton SecureBrowser」とファイル受け渡し専用アプライアンス「FileZen」を活用する、ソリトンのセキュアなインターネット分離ソリューションだった。

低コスト、操作性、閲覧性の高さに加えて2製品の連携によるファイル受け渡しのしやすさも採用の決め手に

 清水氏は選定のポイントを、次のように語る。「Soliton SecureBrowserは他社製品に比べ導入費用が抑えられ、コストパフォーマンスが高い。そして汎用的なブラウザの操作感に近く、利便性にも優れていました。さまざまなインターネットのサイト閲覧が問題なくできることも確認できましたし、自治体や病院などでの導入実績も豊富で、安心して利用できると感じました。」

 また「FileZen」との組み合わせにより、インターネットからダウンロードしたファイルを安全にアップロード(ローカル環境への受け渡し)まで実現できる点も採用の決め手だったとのこと。「JAでは公的機関の各種申請書などをダウンロードし、作成したファイルを保存、共有するといった業務が多くあります。その点において、FileZenとの組み合わせは非常に有効でした。」(清水氏)

全職員へスムーズに展開でき、即座に安全な業務遂行が可能に。インターネットへの通信経路が一本化され管理業務の負荷も軽減

 JA秋田おばこでは2018年度内にソリトン製品を導入する方針を決定、翌2019年11月から全職員の端末での利用を開始した。利用にあたっては使い方手順の簡易的な動画マニュアルを作成し、特に説明会などは開催しなかったとのことだが、職員からの問い合わせも初期利用時のみで、その後はトラブルもなく利用されているという。「構築およびSoliton SecureBrowserのインストール、既存プロキシサーバへのセキュリティ設定作業も、スムーズに行えました。」(福原氏)

 さらに、「FileZen」との連携によるローカル環境へのファイル受け渡しについては、「Soliton SecureBrowser」に導入後追加された機能を使うことで、よりシームレスにファイルの受け渡しが可能になる。この機能は順次、展開予定とのことだ。

 総合企画部 システム開発課の髙橋大氏は、管理面の効果を次のように語る。

 「従来は端末のIPアドレス単位でのプロキシサーバによる制御とWebフィルタリング製品で対策を行っていたました。端末ごとにプロキシサーバにて管理することが少人数で全ての端末を管理している私たちにとって負荷が高かったのです。Soliton SecureBrowserは、端末への展開もサイレントインストールで一斉に実施できました。インターネットへの通信が全て専用ゲートウェイ(Soliton SecureGateway)経由に統一されるため、端末ごとの設定が不要となり、一括での管理が行えるため、管理業務負荷の軽減効果は高いものがありました。」

さらなるセキュリティ強化とテレワーク推進にも意欲

 今回の導入により「ランサムウェアなどの脅威を気にせず、安心して業務が行える」(清水氏)手ごたえを感じたJA秋田おばこでは、さらなるセキュリティ強化対策としてFileZenのネットワーク分離環境専用モデルである「FileZen S」によるファイル無害化にも取り組みたいとの意向。さらには、「Soliton SecureAccess」によるテレワーク推進も検討中だ。

 最後に清水氏は、今後のセキュリティ強化とソリトンへの期待を、次のように結んだ。

 「現在、秋田県内に13ある全JAが2024年度をめどに統合し、県単一の組織となることが検討されています。当JAでは他に先駆けて安全な業務環境を整備し、それを近隣のJAにも波及していければ、と考えています。ソリトン様にはこれからも安心、安全な業務を実現するソリューションの提供に期待しています。」

※本ページの内容は、2021年 3月作成時の情報に基づいています。

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Soliton SecureBrowser

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