株式会社ソリトンシステムズ(本社: 東京都新宿区、代表: 鎌田信夫 以下、ソリトン)は、スマートデバイスの業務利用におけるセキュリティと効率的な導入・管理をサポートするアプライアンス「NetAttest EPS-ap」のハイエンドモデル(DX04)を、2012年9月25日より販売開始します。

スマートデバイスの業務活用が急速に拡大し、数千~数万台規模の導入を検討する企業も増えています。それに伴い、企業内ネットワークに安全に接続する方法や紛失盗難の際のセキュリティ対策や、デバイスの設定・配布や管理の重要性が高まっています。
「NetAttes EPS-ap」アプライアンスは、デジタル証明書による認証や、デバイスの設定や配布に伴う作業を自動化するなど、スマートデバイスの安全で効率的な業務活用をサポートします。

今回、新たにラインナップしたハイエンドモデル(DX04)では、50,000台までのスマートデバイスが管理できます。従来、導入デバイス数が2,000台を超える場合、NetAttest EPS-apによるデバイス管理システムを分割する必要がありましたが、ハイエンドモデルでは 50,000台までのデバイスを1台のアプライアンスで対応でき、大規模環境のシステム構築が容易になります。

同時に、従来モデルにも適用できる新版ファームウェア(V1.2)をリリースしました。
MDM(*1)機能を追加し、インストールされているアプリケーションの確認や、万一の紛失盗難の際には、リモートでのデバイスロックやワイプができるようになりました。デバイスロック、およびワイプは、管理者だけでなく、デバイス利用者自らが専用Web画面から実行する「セルフメンテナンス機能」も備えています。
セルフメンテナンス機能により、深夜・早朝や休日など管理者不在の時間帯に発生した紛失・盗難インシデントに対しても迅速に対処でき、多忙な管理者の手を煩わせることなく、管理業務の効率化が図れます。

【 NetAttest EPS-ap の基本機能 】
NetAttest EPS-apは、オールインワン認証アプライアンス「NetAttest EPS」と連携して、スマートデバイスの認証や管理機能を提供するアプライアンスです。
スマートデバイスの利用者自身がWebワークフローシステムから、デバイス利用申請し、承認者が許可すると、対象のデバイスに対し、業務利用するための一連の設定が自動に実施されます。
①デジタル証明書のインポート ②ワイヤレス・リモートアクセス設定 ③各種の利用ポリシーの適用など
スマートデバイスの識別で特に重要なデジタル証明書については、その導入や更新にSCEP(*2)を採用しており、秘密鍵がネットワーク上の通信や外部の記憶媒体に置かれることはありません。
NetAttest EPS-apは、Apple iOS4、5、6に対応しています。今後、Android OS デバイスにも対応する予定です。

【 価格 】   NetAttest EPS-ap ハイエンドモデル(DX04)    オープンプライス
*EPS-AP-DX04の利用には別途NetAttest EPS(89万円~)、およびNetAttest EPS 拡張CAオプション(50万円~)が必要です。)

【 販売時期 】  出荷開始  2012年9月25日
【 販売方法 】  代理店経由および直販

【NetAttest EPSについて】
NetAttest EPSは、2003年に販売を開始して以来、本格的プライベートCAやワンタイムパスワード認証など、市場のニーズに応える機能を、簡単に利用できるよう実装し高い評価を得てきました。
主に無線アクセスポイントやVPNゲートウェイ機器と連携し、企業ネットワークへ接続を試みるユーザーや端末が正規のものか否かを判断する目的で利用されています。ユーザー名・パスワード認証に加え、ワンタイムパスワードやデジタル証明書による強固な認証、更には、冗長構成や分散構成にも対応しています。証明書の発行や管理なども平易な日本語GUIで行い、専門技術やコマンドの知識は必要なく、安全な無線LAN環境やリモートアクセス環境を手軽に実現します。

※1 Mobile Device Managementの略称です。MDM機能を従来モデルで利用する場合は、別途有償オプションライセンスが必要です。
※2 Simple Certificate Enrollment Protocolの略称です。米シスコシステムズ社と米ベリサイン社の共同により策定された、VPN装置などからオンラインで証明書などを取得する

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