株式会社ソリトンシステムズ(本社:東京都新宿区、代表:鎌田信夫、以下ソリトン)は、セキュリティ機能を強化した高速リモートコントロール製品「Soliton SecureDesktop(ソリトン セキュアデスクトップ、以下SSD)」を10月29日より販売開始します。
SSDは、外出先や自宅で、手元のPC/スマートデバイスから、オフィスにあるWindows/Macなどの操作・利用を可能にする製品です。管理・中継サーバーは、実績ある「NAOS」※ベースのアプライアンスで提供し、新たに手元の端末(Client)と接続先の端末(Streamer)の両方で強固なデジタル証明書認証を実装したことにより、高いセキュリティが実現されています。このSSDは、ソリトンと米国Splashtop Inc.(本社:カリフォルニア州、サンノゼ、CEO:Mark Lee)との共同開発製品です。

ソリトンはこれまで、端末に情報を残さず、安全に社内・クラウドWebシステムにアクセスできるSoliton SecureBrowser(以下SSB)によって、モバイルワークや在宅勤務、BYODにおけるセキュリティのニーズに応えてきました。しかし、Webベースではないシステムや、Windows・Mac専用のアプリケーションを利用するユーザーから、SSBと同じようにリモートから安全に利用できる仕組みをマルチデバイス対応で提供してほしいという要望が高まっていました。今回発売するSSDはこの要望に応えるもので、外出先でiPadから会社のWindows端末を操作したり、自宅のWindows端末から会社のMac端末を操作したりすることが、高いセキュリティを確保しながら可能となります。

SSBやSSDに止まらず、ソリトンではモバイルワーク特有のニーズに応えるソリューションラインナップの拡充に取り組んでいます。その一つとして、Web化されていないメールシステムでも、SSBで安全にメールチェックしたいというニーズに応えるため、既存のメールサーバーを変更せずに、スマートデバイス/PC向けのWebインターフェイスを提供するゲートウェイアプライアンスSoliton SecureMail(ソリトン セキュアメール)も年内に発売予定です。

ソリトンは10月29-31日に開催のクラウドコンピューティングEXPOに出展、SSDも紹介します(11ホール3-41)。

※NAOS:ソリトンのNetAttestシリーズで実績豊富なアプライアンス専用OS。長期間での利用でも安定稼働できるようにチューニングされており、各種のメンテナンス機能により運用負荷が低減されています。

【 構成例・利用イメージ 】

【SSD構成例】SSB利用時は、SSD Centerへの接続をSoliton SecureGateway経由に一本化することも可能。

【 Soliton SecureDesktopの特長 】
・デジタル証明書を利用した、接続元・接続先双方の強固な認証(組織で許可した利用に限定できる)
・管理・中継サーバー(Center)は、導入・運用しやすいアプライアンス
・業界トップクラスの高速リモートコントロール技術と、快適な操作性
・マルチデバイス対応で、SSBとのシームレスな連携も可能

【 Soliton SecureDesktop販売開始 】 2014年10月29日
【 Soliton SecureDesktop出荷開始 】 2014年11月7日

【 価格(税別)】

・Soliton SecureDesktop Centerアプライアンス
SSD-ST81-A 100万円(初年度センドバック保守込)
・Soliton SecureDesktop年間サブスクリプションライセンス
SSD-S-L-5 7万5000円(5ユーザーパック。1ユーザーあたり年間1万5000円)

※記載されている製品名、会社名は、各社の商標または登録商標です。

【 この件に関する問合せ先 】 ITセキュリティ営業本部 03-5360-3811

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