株式会社ソリトンシステムズ(本社:東京都新宿区、代表:鎌田信夫、以下、ソリトン)はITセキュリティや映像伝送製品の開発を推進するため、山形市蔵王産業団地内に、総合開発センターの建設を決定しました。

ソリトンでは、従前より山形市あかねヶ丘の山形開発センターで、モバイル映像伝送システム、「Smart-telecaster」シリーズ(STC)の開発をしてきました。これは、HDカメラで撮影した映像をソリトン独自の技術で3GやLTEなどの公衆モバイル回線を介してリアルタイムに高品質な映像配信する製品です。国内外の主要な放送局の報道やスポーツ中継を始めとする生中継の現場や、警察・消防などの公共機関でも、広く採用されています。 2月のソチオリンピックでは、国内外の放送局でソチからのライブ中継に数多く利用されました。

STCへの関心の高まりに応え、この映像伝送システムの次世代モデルの開発を強化するため、ソリトンは開発センターの拡張を検討していました。更にビジネスの柱であるITセキュリティ製品や、組込みシステムの基礎研究、製品開発を一層推進させるため、今回の総合開発センター建設の決定に至りました。今後2014年秋の着工、2015年の事業開始を目指しています。

山形総合開発センター概要

1.名称 山形総合開発センター(仮称)
2.立地場所 蔵王産業団地 H区画(山形市蔵王松ヶ丘2丁目2-5 / 6,388.45㎡)
3.投資予定額 土地購入代金、建物および設備・什器など 合計 約5億円(予定)
4.人員規模 80名
5.開発予定事業品目 - リアルタイムHD映像伝送システムの次世代モデルの開発
- ITセキュリティ及び組込みシステムの基礎研究および製品の開発

【 この件に関する問合せ先 】  管理本部総務部  03-5360-3844