株式会社ソリトンシステムズ(本社:東京都新宿区、代表:鎌田信夫)は、携帯電話回線を利用して高画質の映像をライブ中継するシステムの新製品「Smart-telecaster Zao-S」(スマートテレキャスター ザオーエス、以下Zao-S)を、グローバル市場に向け、出荷を3月より開始しました。(写真1)

出荷先には、欧州、米国、中国、東南アジア、中東、ブラジルなども含まれます。

写真1:手のひらサイズのZao-S

Zao-Sは、一昨年リリースした「Smart-telecaster Zao」の姉妹製品としてHEVC/H.265ハードウェアエンコードによる高い映像品質を受け継ぎながら、わずか350グラム(内蔵バッテリー含む)の世界最小・最軽量を実現しています(当社調べ)。

その世界最小・最軽量の特長を生かし、ドローン(drone)に搭載して活用するなど、従来の放送局の市場に加え、警察、防災、インフラ管理などに活用されることが期待されています。

先日、東京都内で行われた大規模なマラソンイベントにおいて、警視庁のランニングポリスがZao-Sを装着し、ライブ中継を行いながら警備を行いました(写真2)。

2020年の大規模なスポーツイベントの警備にも、このZao-Sが利用されることが期待されます。

写真2:ランニングポリスがZao-Sを装着

2017年4月に米国ラスベガスで開催される、世界最大の放送機器展NAB Showにも出展予定です。

【出荷開始】 2017年3月10日

【製品価格】 Smart-telecaster Zao-S (送信側) 89万円(税別)

Smart-telecaster Zao-S 詳細ページ

【 この件に関する問合せ先 】Mobile Broadcast 事業部 03-5360-3860 stc-sales@list.soliton.co.jp