株式会社ソリトンシステムズ(代表取締役社長:鎌田理、以下ソリトン)は、国内シェアNo.1(※1)のオールインワン認証アプライアンス「NetAttest EPS(ネットアテスト イーピーエス)」の新版を開発、2024年1月22日より提供を開始します。この新版では、IaaS(Infrastructure as a Service)対応の第1弾としてMicrosoft Azureをサポートしています。

 DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展と並行して進むサイバー攻撃の高度化により、企業では利便性と安全性を両立するITシステムが求められており、その中で「認証」はITシステムの"入口"として重要な要素となっています。このような状況にあって、従来のパスワード認証はセキュリティ面の不安があることから、現在、各業界のガイドラインでは電子(デジタル)証明書を使用した強固な認証が推奨されるようになりました。

 しかし、電子証明書による認証は強固なセキュリティを実現する反面、導入と運用の難しさが課題となっており、IT人材の不足に悩む多くの企業にとっては、高いハードルとなっていました。

 NetAttest EPSは、これらの課題を解決することを目的とした認証アプライアンスで、企業の無線LANやVPNへの接続時の認証を行います。RADIUSサーバー機能、認証局(CA)機能、ネットワーク接続端末にIPアドレスを払い出すDHCPサービスなどをオールインワンで提供しており、要求の厳しいビジネス環境において、高い信頼性と運用性を実現するための十分な性能(※2、※3)を備えます。

 また、NetAttest EPSは、2002年に物理アプライアンスとしてリリースして以降、時代とIT環境の変化に応じて仮想アプライアンス、クラウドサービス(※4)など、最適な形態で提供することで業種や導入規模を問わず多くのお客様から高い評価を受けてきました。

 そして、今回の新版では、仮想アプライアンスの動作サポート環境としてMicrosoft Azure に対応。これにより、企業は仮想基盤の運用負担を低減しつつ、自社のセキュリティポリシーに柔軟に対応できる認証サーバーを構築できるようになります。IaaS対応モデルは、従来のアプライアンス本体に対して最大96%OFFの専用価格(※5)で提供されます。


 なお、NetAttest EPSでは、今回のMicrosoft Azureを皮切りに、AWS(Amazon Web Services)などのIaaSへの順次対応を計画しています。

 ソリトンは、NetAttest EPSを通じて、企業が直面するセキュリティ上の課題に対応し、安心できるIT環境の提供を目指します。新版NetAttest EPSのリリースは、企業のセキュリティと運用効率の向上に大きく貢献します。

  • ※1. 富士キメラ総研「2023 コミュニケーション関連マーケティング調査総覧」より
  • ※2. 小規模(~200ユーザー)・中規模(~5,000ユーザー)・大規模(~100,000ユーザー)向けに3つベースモデルをラインナップ。各規模で安心してご利用いただける閾値・性能でご提供しています。詳細は、弊社Webサイト https://www.soliton.co.jp/eps/?tab=03をご参照ください。
  • ※3. DHCPサービスは物理、仮想(VMware、Hyper-V)上での利用を想定しています。Microsoft Azure環境上でのDHCP利用は、Microsoft社のサポート方針により非推奨です。
  • ※4. 2018年にNetAttest EPS Cloudとしてリリース。現在は後継の「Soliton OneGate Wi-Fi/VPN認証サービス」を提供しています。
  • ※5. 実際の価格は販売代理店、または弊社までお問い合わせください。

▼ NetAttest EPSについて

https://www.soliton.co.jp/eps/

▼ Microsoft Azure環境へのNetAttest EPS構築手順

https://www.netattest.com/netattest-eps-azure-installation-guide-2024_tec_sol