MailZenはモバイルデバイス用メールアプリです。
管理者はMailZenアプリ/サービス単体でメールセキュリティ対応を行えます。

  • 接続制限のあるMicrosoft365環境でもオンプレミスExchangeサーバーでも利用可能
  • Microsoft365の先進認証(OAuth認証)や外部IDPを使用した認証にも対応
  • メールアプリだから通知も可。MDM無しの端末でもMailZenアプリ内のデータ削除に対応

Mission:シンプルでセキュアなモバイルワーク

ユーザーに使い勝手の良いモバイルワークを!

MailZen は、iOSやAndroid端末にインストールして使用するアプリです。ユーザーはスマートフォンまたはタブレットからアプリを起動してすぐに組織のメールやカレンダースケジュールの確認が行えます。

PCを起動したり、VPN接続で会社のネットワークに接続を行ったりする必要はありません。

添付ファイルの閲覧のためのビューアー/エディタや、URLリンクを開くためのブラウザ機能も内包しています。

セキュリティはあたりまえ、オフラインでも利用可能!

MailZen は「会社ネットワークからのみアクセス可能なMicrosoft365(Exchange Online)」や「オンプレミスのExchange サーバー」でも利用可能です。セキュリティを考慮したExchange環境のままご利用いただけます。

また、MailZen単体で「MailZenアプリ起動時の認証」「アプリ認証失敗によるデータのローカルワイプ」「リモートからのアプリデータワイプ」などのセキュリティ機能を持つため、組織配付の端末だけでなくMDMを入れられない個人端末でも安全にご利用いただけます。

さらにメールのチェックは、ブラウザ使用時のようにオンライン必須ではありません。

同期したデータはMailZenアプリのセキュアコンテナに保存されるためオフライン環境でもメールやカレンダーチェックが行えます。

MailZen ここがポイント!

いつでもどこでも

メール可能、

通知も届く!

トレーニング不要で

即利用開始

必要な機能を

1アプリに集約

接続制限された

Webサービスへの

アクセス

写真やファイルデータも

セキュアコンテナに

保存

充実したセキュリティと

管理で個人端末利用も

許可!

1. いつでもどこでもメール可能、通知も届く!

MailZenは、Exchange上のメールやカレンダーデータをActive Syncの通信で取得/同期します。

そのためMailZenで見たメールは、パソコンのOutlook側でも既読になります。

また、ブラウザでのメールチェックでは届かない「新着通知」もMailZenなら届きます。

2. トレーニング不要で即利用開始

利用に必要なアカウント登録はExcelファイルを読み込んで一括登録が可能なため、管理者は簡単に準備出来ます。

アプリの初期セットアップは「専用の登録コード入力」と「自分のパスワード入力」の2ステップで完了です。

アプリは直感的なユーザーインタフェースなので、導入後のユーザートレーニングは必要ありません。

3. 必要な機能を1アプリに集約

MailZenは、メール、連絡先、カレンダー機能だけでなく、Officeファイルの編集も可能なドキュメントビューア/エディタやURLリンクを開くためのブラウザ機能など、必要な機能を1つのアプリに集約してあります。

添付ファイルのために、たくさんのアプリをインストールする必要はありません。

また対応ファイル閲覧時に別アプリにデータを渡したりせず開くことが可能です。

4. 接続制限されたWebサービスへのアクセス

内包するブラウザ機能を使って、メール本文内のURLリンク先をMailZenで開けます。

また、プランによっては「特定のネットワークからのみアクセス可能なWebサイト」の閲覧(※1)や「社内イントラWebサイト」の閲覧も可能です。(※2)

※1:Advanced/Enterprise プランで対応

※2:Enterpriseプランで対応

5. 写真やファイルデータもセキュアコンテナに保存

MailZenはセキュアコンテナタイプのアプリです。

添付ファイルの保存も可能な為、オフラインでのチェックや別のメールに流用も可能です。

また、MailZenアプリのカメラ機能で撮影した写真データは、端末標準の写真アプリでは無くMailZenのセキュアコンテナ内に保存されるため、プライベートな写真と分けて管理することが可能です。

6. 充実したセキュリティと管理で個人端末利用も許可!

「個人のスマホで組織のメールが見られたら良いのに」
そんな希望が社内から聞こえてきませんか?

個人端末での組織メール利用(BYOD)は、 セキュリティを考慮したら無理だと諦めないでください。

MDMを入れられない端末でも、MailZenの機能で以下が行えるため個人端末でも安心して利用いただけます。

「アプリの起動に認証」

「アプリ認証失敗によるデータのローカルワイプ」

「リモートからのアプリデータワイプ」

「MailZenアプリをロックして利用不可」

カタログ・資料

クラウドサービスに関する資料

MailZen アプリの特長・機能

セットアップ

  • ユーザー毎の専用登録コードでMailZenセットアップ開始
  • 外部IDPを使用している環境でも利用可能
  • Microsoft365のExchange Onlineを使用する際、先進認証(OAuth認証)にも対応済み
    ※Exchange Onlineでは、2022年10月に基本認証(Basic認証)が廃止予定です
登録コード入力
基本認証使用時
先進認証使用時
外部IDP認証使用時
※サンプル画面はOneGate使用時の物

ログイン

  • アプリ使用時に認証
  • セットアップ後のMailZenログインの際は、生体認証やPIN入力でログイン。パスワード入力はありません
生体認証
PIN入力

メール

  • パソコンで確認するOutlookと同じフォルダ構成(Active Syncで同期)
  • 通知も届く
  • OfficeファイルやPDF、各種画像ファイルなどにも対応したビューアーアプリが内包されているため、添付ファイルの閲覧もMailZenアプリ内で可能
  • 同期したメールはアプリ内に保持されるため、通信できない状況でも閲覧可能
メールフォルダ
受信メールリスト
スワイプメニュー
添付ファイルも対応
通知

連絡先

  • 連絡先の管理、作成、編集、削除、組織のグローバルアドレス帳検索が可能
  • デバイスのローカル連絡先に、会社名や連絡先のエクスポートが可能(管理者が許可している場合)
連絡先一覧
新規登録

カレンダー

  • イベントの管理、閲覧、作成、編集、削除、および検索
  • 端末の縦持ち横持ちで表示形式を切替可能
  • イベント通知可能
  • デバイスのカレンダーとExchangeカレンダーをまとめて表示可能
  • TeamsやZoomなどのWeb会議リンクをタップすると、各対応アプリを呼び出して起動
月表示
一覧表示
日表示
新規作成

ドキュメント

  • 添付ファイルの保存やファイルサーバー(ストレージサービス)へのアクセスに使用
  • 様々なファイルタイプの閲覧が可能なビューア機能(PDF、Officeファイル、画像、メールファイル、etc)
  • 一部ファイルは新規作成や編集も可能なエディット機能(Word、Excel、PowerPoint、テキストファイル)
  • 保存済のファイルをメールに添付し送信可能
  • スマートフォンでのメールチェックには十分なファイル管理機能
メニュー
リスト表示
ファイル表示
編集モード
新規作成
ダウンロード

カメラ

  • MailZenアプリのカメラ機能で撮影した写真は、セキュアコンテナ内に保存
  • 端末標準の「写真」アプリには保存されません。そのため保存先を分けた写真データ管理が可能
  • スキャンカメラ機能を使えば、台形補正機能を使ってホワイトボードや書類をPDF化して取り込むことが可能(iOS)
  • MailZenアプリ内の写真は「ドキュメント」のファイルサーバーへアップロードも可能
アプリ内カメラ
補正カメラ機能
取り込み

ブラウザ

  • 内包するブラウザ機能を使って、メール本文内のURLリンク先を表示
  • プランによっては「組織のイントラWebサイト」の閲覧も可能(※)  ※Enterpriseプランが必要です。
Webサイト表示
ブックマーク

セキュリティ

  • MailZenは以下のセキュリティ機能をもっています。
    ・MailZenアプリの起動時に認証
    ・アプリ認証失敗によるMailZenアプリ初期化(MailZenアプリ内のデータをワイプ)
    ・リモートからMailZenアプリ初期化
    ・MailZenアプリをロックして利用不可
  • MDMをインストールすることが出来ない個人端末での利用(BYOD)時も安心です。
生体認証
PIN認証
認証失敗でリセット

システム構成

MailZenは、クライアントアプリ、管理ポータル、Gateway、VPNの4つで構成されます。

MailZenの管理

MailZen アプリの管理と設定はすべて専用のMailZen 管理ポータルで行います。管理ポータルは本ソリューションに統合されたコンポーネントでクラウド上に存在し、管理者はブラウザを使ってアクセスします。

管理者はMailZen 管理ポータルを使って、セキュリティルールを合理的かつ容易に定義し、モバイルデバイスのMailZen アプリに適用できます。ポータル内でのユーザーの管理とサポートも簡単で、管理者は手動またはExcel ファイルでのインポートで容易にユーザーを追加できるほか、部門/部署などのルールで分けたユーザーグループに個別のセキュリティポリシーを定義するといったことが行えます。

MailZen 管理ポータルの機能

MailZen 管理ポータルを使って、管理者はMailZen アプリの様々なオプション設定を行えます。

使用デバイスのセキュリティルールを定義

  • MailZen アプリのログアウトのタイムアウト時間を設定
  • セキュアコンテナ外でファイルを表示・編集する「オープンイン」機能の有効化・無効化
  • グループごとの設定を定義して複数のセキュリティポリシーを管理
  • 従業員のモバイルデバイスにMailZen の更新をプッシュ通知
  • jailbreak または root 化されたデバイスの登録を禁止
  • デバイスのOS バージョンを管理
  • パスワード / PIN ポリシーを設定し、Face ID / Touch IDを許可
  • アプリ内でのコピー&ペーストを有効化・無効化

インシデントへの迅速な対応

  • 特定のデバイスでMailZen アプリをブロック
  • MailZen コンテナ内のデータをリモートでリセット(会社のデータを全消去し、ユーザーの個人データは保持)

MailZen のユーザーを管理

  • 手動、またはExcel インポートでユーザーを追加
  • セルフセットアップ:ユーザーが招待リンクを使って自分で登録
  • 言語別にメールテンプレート(ユーザー登録情報などを含むメール)を管理
  • xlsx、xls またはcsv でユーザーをエクスポート

MailZen ユーザーへの包括的なサポートを提供

  • デバイスのログファイルを読み出してエラーの原因を検出
  • 登録ステータスを正確にレポート
  • 未使用のMailZen ライセンスを自動消去し、他のユーザーに提供
  • ブラウザ設定:標準ブックマーク、ブラックリスト/ホワイトリスト作成、プロキシ設定
  • サポートメールアドレスの設定
  • ドキュメント自動同期の許可

動作環境

モバイルデバイス

対応バージョン 推奨バージョン
iOS/iPadOS バージョン16.3以上 バージョン16.3以上
Android Android OS 10.0以上 Android OS 13.0以上

サポートするActiveSync 接続先

対応バージョン 推奨バージョン
Microsoft 365
(Exchange Online)
- -
Microsoft® Exchange Server Exchange 2016以上
※TLS1.2接続必須
※ActiveSync Protocol 16.0以上
Exchange 2016以上
※TLS1.2接続必須
※ActiveSync Protocol 16.0以上

ファイルサーバー

WebDAV 標準システム

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