株式会社ソリトンシステムズ(代表取締役社長:鎌田信夫、以下ソリトン)は、IDaaS(ID管理・認証サービス、Identity as a service)の「Soliton OneGate」で、リスクベース認証に対応しました。

 企業のDXが進み、重要な情報もクラウドで共有・活用することが一般的となりました。一方、認証情報の悪用やフィッシングなどによるセキュリティ・インシデントも著しく増加しています。この環境変化の中、今、セキュリティ・リスクへの対応、可視化が強く求められています。IDaaSによる認証セキュリティの強化は、その効果的な解決策の一つです。

 ソリトンシステムズでは、Soliton OneGateに関し、2022年11月初旬、大幅なアップデートを行い、国産IDaaS初となるリスクベース認証を実装しました。リスクベース認証では利用デバイス、時間帯、位置情報などからログイン時の行動を動的に評価し、普段とは異なる不審な挙動を検出した場合、認証アプリを用いる追加の認証(2ステップ認証)を求めます。これにより、IT利用環境の異なるグループ会社や勤務時間帯が異なる海外拠点でも、大きな監視費用をかけることなく、侵入リスクを低減することが可能となります。

 今回のアップデートでは、セルフサービスに対応した利用者ポータル、スマホを使用するWindows Sign In、Chromebookへの証明書配布などもサポートし、利便性と運用性の更なる向上をはかっています。Soliton OneGateは働く環境の変化に対応し、高いセキュリティと利便性を提供し続けます。


Soliton OneGate 2022,11月のアップデートの主な内容

  • リスクベース認証... ログイン行動を評価し、不審なログイン操作を制御
  • MFA(多要素認証)... スマホ認証、OTP(メール通知)、2ステップ認証に対応
  • Windowsサインイン ... スマホを利用したパスワードレスでのPCログオン
  • Azure AD連携... ユーザー情報の源泉として、Azure ADをサポート
  • MDM連携... Intuneによる証明書配布、Chromebookへの証明書配布
  • アプリロール機能... 利用できるアプリ・サービスを利用者単位に管理

    【 2022秋アップデート版デモ動画 】
    https://www.soliton.co.jp/lp/onegate/demo.html

    【 Soliton OneGateについて 】
    企業の大切な情報を管理しているクラウドサービスを、IDとパスワードだけで利用していたら、第三者にとって、乗っ取りは簡単です。また、正規の利用者であっても 会社が許可していない端末がアクセスできてしまう環境では、情報漏えいのリスクは大きく高まります。Soliton OneGate(ソリトン ワンゲート) なら、パスワードの脆弱性を解決するデジタル証明書で、利用者と利用端末を特定し、企業の情報を不正アクセスから守ります。

    【 Soliton OneGate 製品紹介ページ 】
    https://www.soliton.co.jp/lp/onegate/

      【 Soliton OneGateに関する問合せ先 】

      ITセキュリティ事業部 03-5360-3811 netsales@soliton.co.jp