株式会社ソリトンシステムズ(以下ソリトン)は、本年1月23日から、日本航空株式会社(以下JAL)及び中部スカイサポート株式会社(以下CSS)と協同し、中部国際空港の制限区域内において、JALのトーイングトラクター(※)を名古屋市内から遠隔運転する実証実験(第2次)を実施します。

 今回、遠隔トーイングトラクターには、実際の運用に即して2台の貨物コンテナ車を連結します。これを本空港内での運転資格を有するCSSの社員が、名古屋市内に設置したソリトンの遠隔センターから、遠隔で運転操作を行います。

 昨年5月末に実施した遠隔トーイングトラクター単車走行に対する実証実験(第1次)により、空港内における遠隔運転走行の基本的安全性が確認されたことを受け、今回の実験(第2次)では、遠隔によるコンテナ牽引運転操作の実用性を中心に評価、確認を行う予定です。

図1:システム概要図

図2:遠隔運転トーイングトラクター(貨物コンテナ牽引)
図3:遠隔センター(遠隔運転操縦装置)