2025年08月19日

ソリトン、ウクライナでの遠隔施工の普及に向けた事前調査を実施 - 復興作業での遠隔操縦の普及に向けた取り組みを開始 -

株式会社ソリトンシステムズ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鎌田 理、以下 ソリトン)は、ウクライナにおける遠隔施工技術の普及のための事前調査を行いました。

現在、ウクライナでは復興のための膨大な建設需要が見込まれる一方、深刻な人手不足のため、がれきの処理などの作業が進んでいません。また不発弾やアスベスト等の危険物が残る環境下での作業が必要であり、安全確保も大きな課題です。
これを解決するために、離れた場所にある建設機械を通信を使って制御する"遠隔操縦"を導入することで、女性や戦傷者も安全に作業に従事することができると考えられています。
ソリトンが開発・販売する「Zaoシリーズ」は独自の映像通信技術を用いて建機の遠隔操縦を可能にするもので、日本国内で数多くの採用実績があります。

ソリトンは本年3月より国土交通省の「日ウクライナ・国土交通インフラ復興に関する官民協議会」(通称:JUPITeR Japan-Ukraine Platform on the Infrastructure Technology for Recovery and Reconstruction)」に参画し、ウクライナの復興支援に向けた取り組みを開始しました。
先月、ソリトンは官民合同チームの一員としてウクライナに渡航し今年度予定されている実証実験のための事前調査を行いました。
現地で建設機械の確認やモバイル回線状況の計測を実施し、ウクライナ政府機関や大学、現地企業と今後の技術普及における協力について意見交換をしました。

実証実験ではキーウ市内に臨時設置される遠隔施工センターからウクライナと日本の建機を実際に操縦する予定です。

現地建設企業への説明
通信状況テスト
キーウ工科大学(KPI)との会議
建設機械の確認
超遠隔操縦用映像通信システム Zao-J
■ 遠隔操縦ソリューションについて
https://www.soliton.co.jp/lp/teleop-zao-j/
【 遠隔操縦ソリューションに関するお問い合わせ先 】
株式会社ソリトンシステムズ 映像コミュニケーション事業部
Tel: 03−5360−3860 stc-sales@list.soliton.co.jp
  • 記載の社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
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