最終更新日:2024/02/05

マルウェア対策製品との共存を確認したウイルス対策ソフトウェア

弊社マルウェア対策製品と共存を確認したウイルス対策ソフトウェアは、以下の通りです。

対象製品/動作確認済みバージョン

  • InfoTrace Mark II (マルウェア防御機能): V3.2.x(注1)
  • Zerona / Zerona PLUS:Zerona V3.2.x (注1,2)
  • 注1:リリース済みの最新バージョンで動作確認を行っています。
  • 注2:以下ページで公開しているウイルス対策ソフトウェアの動作実績とは異なります。

ウイルス対策ソフトウェア一覧

※英語OSでは英語版のウイルス対策ソフトで同居検証しております。(○:日本語OSと同じく確認済み ×:未確認)

ウイルス対策ソフトウェア InfoTrace Mark II Zerona
Zerona PLUS
備考
メーカー名 / ソフトウェア名 バージョン 日本語OS 英語OS 日本語OS 英語OS
マイクロソフト
Microsoft Defender
(旧称 Windows Defender)
- × ※1,2
Microsoft Defender for Endpoint
(プラン1 及びプラン2 の両方に対応)
- × ※1,2
Microsoft Defender for Business - × × ※1,2
トレンドマイクロ
Apex One 14.0 × ×
Apex One + Apex One Endpoint Sensor 14.0/3.0 × ×
ウイルスバスター クラウド 17.7 × ×
Trend Micro ServerProtect 5.8 × × ×
ウイルスバスタービジネスセキュリティ 10.0 × ×
ウイルスバスタービジネスセキュリティサービス 6.7~6.5
6.3~6.0
5.8、5.6
× × ※3
ブロードコム(旧シマンテック)
Symantec Endpoint Protection 14 × ※4
Trellix(旧マカフィー)
Trellix Endpoint Security(ENS)
(旧称 McAfee Endpoint Security)
10 × ※5
ウィズセキュア(旧エフセキュア)
WithSecure Client Security
(旧称 F-Secure Client Security)
15 × × ※6
WithSecure Server Security
(旧称 F-Secure Server Security)
15 × × ※6
ESET
ESET Endpoint アンチウイルス 10.0、9.1 × × ×
8.1 × ×
ESET NOD32 アンチウイルス 16 × × × ※7
ESET Internet Security 16 × × × ※7
ESET Endpoint Security 10.0、9.1 × × ×
8.1 × ×
ESET Server Security for Microsoft Windows Server
(旧称 ESET File Security for Microsoft Windows Server)
9.0、8.0、7.3 × × ×
Sophos
Sophos Central Intercept X Advanced (Sophos Intercept X)2022.1 × ※8
Sophos Central Intercept X Advanced for Server (Sophos Intercept X)2022.1 × × ※8
  1. ※1バージョンが「-」の製品については、最新のアップデートが適用されていることを前提としています。
  2. ※2
    • 他社製品のウイルス対策ソフトとの併用時には動作保証しておりません。
    • Microsoft Defenderによる検出やエラーなどの問題についてはサポート対象外となります。
    • ZeronaとMicrosoft Defenderを同居し「コントロールされたフォルダーアクセス」機能を有効にして利用する場合、Microsoft Defenderの設定を変更する必要があります。
      設定変更を行わないで本製品を利用する場合、Internet Explorerの脆弱性攻撃を検知しても、検知メッセージが通知されません。(Microsoft DefenderとZeronaの検知機能自体は問題なく動作します)
      Microsoft Defender側で下記設定変更が必要です(Windows 10 22H2でのメニュー例)。
      1. -Windows セキュリティ > ウイルスと脅威の防止 > ランサムウェアの防止 > コントロールされたフォルダーアクセスをON > アプリをコントロールされたフォルダーアクセスで許可する > [+]許可されたアプリを追加する > ScanEngine.exe を選択
      ScanEngine.exeは、 インストールディレクトリ内に存在します。
      • InfoTrace PLUS:
        32 ビットOS 「C:\Program Files\Soliton Smart Security\Zerona\yarai」
        64 ビットOS 「C:\Program Files (x86)\Soliton Smart Security\Zerona\yarai」
      • InfoTrace Mark II:
        32 ビットOS 「C:\Program Files\Soliton Zerona Mark II\yarai」
        64 ビットOS 「C:\Program Files (x86)\Soliton Zerona Mark II\yarai」
    • ZeronaからMicrosoft Defenderのリアルタイム保護を無効にするには、Microsoft Defender側で下記設定変更が必要です(Windows 10 22H2でのメニュー例)。なお、PCを再起動するとWindowsの仕様によりリアルタイム保護が有効になります。
      1. -Windows セキュリティ > ウイルスと脅威の防止 > ウイルスと脅威の防止の設定 > 改ざん防止 をオフ
  3. ※3ウイルスバスタービジネスセキュリティサービスにおいて、同製品の仕様により同居検証が行われていないバージョンへ自動的にアップデートされる場合があります。それによって同居に関する問題が発生した際には、回避策や修正モジュールの提供に時間が掛かる可能性がありますのでご了承ください。
  4. ※4
    • Symantec Endpoint Protection 14 以降では、Symantec側で「汎用悪用機能/メモリエクスプロイト緩和機能」を無効にする必要があります。
    • Symantec Endpoint Protection Small Business Edition はサポート対象外となります。
    • Symantec Endpoint Protection 14 をインストールした環境で、7-ZIPでのファイル圧縮が適切に行われず、ZIPファイルサイズが通常よりも大きくなる事象が確認されています。
  5. ※5
    • Trellix側のエクスプロイト防止を無効にする必要があります。
    • Mark II Recorderをご利用の場合には、Trellix側でInfoTrace Mark IIの証明書を許可する必要があります。詳細は以下FAQ(事前にFAQサイトへログインが必要です)をご参照ください。
      InfoTrace Mark II (マルウェア防御機能)ご利用者様向けFAQ
      https://secure.okbiz.okwave.jp/faq-soliton/faq/show/11322
  6. ※6WithSecure側のディープガード機能を無効にする必要があります。
  7. ※7ESET NOD32 アンチウイルス、ESET Internet SecurityとZeronaの同居環境でネットワークフォルダにアクセスするとアクセスできなくなる場合や、BSODになる場合があります。事象を解消するにはESET側で以下の設定が必要です。
    • [設定]→[詳細設定]をクリックして、設定ウインドウを開く
    • [検出エンジン]→[リアルタイムファイルシステム保護]→[基本]を展開し、[検査するメディア]の[ネットワークドライブ]を[×]印(無効)に変更して[OK]ボタンを押下する
  8. ※8Sophos側の「脆弱なアプリケーションにおけるエクスプロイトを防止する」機能を無効化する必要があります。
  1. *記載のウイルス対策ソフトウェアは、InfoTrace Mark II (マルウェア防御機能)にて共存確認を行っておりますが、必ず、導入前にお客様環境にて共存して問題がないことを十分にご確認ください。また、未記載のウイルス対策ソフトウェアでは共存確認を行っておりません。サポート対象外となります。
  2. *ウイルス対策ソフトウェアのアップデート等による仕様変更により、共存できなくなる可能性があります。インストールやアップデートの際には、十分に動作確認をお願いいたします。
  3. *ウイルス対策ソフトウェアのサポートが終了している場合がありますので、各メーカーのサポート状況をご確認いただき、サポート対象のウイルス対策ソフトウェアをご使用ください。
  4. *ウイルス対策ソフトウェアとの共存における推奨設定詳細は、以下FAQ(事前にFAQサイトへログインが必要です)や製品マニュアル等をご参照ください。

*記載の製品名は、各社の登録商標または商標です。